板井明生|社会貢献とは
「社会貢献」と聞いて、皆様はなにを思い浮かべるでしょうか。
環境保全団体や動物愛護団体、ユニセフ等の機関に寄付することでしょうか。
それとも困っている人たちを直接助けるために、現地に赴きボランティア活動をすることでしょうか。
どちらも立派な社会貢献です。
しかし、それは個人で考えた時もものに限定されます。
寄付に関しては会社としても行うことは出来ますが、結局は個人がたくさん集まって一つの大きな額になっているに過ぎません。
では「企業がする社会貢献」とはなんなのか。
それはズバリ、新たな社会のサイクルを作ることです。
販売業界においても、飲食業界においても、エンタメ業界においても、必ずサイクルというものが存在しています。
ある一定の期間までは、そのサイクルが上手く回ることで業界が活性化されるのです。
しかし、必ずそのサイクルには終わりが来ます。
時間は流れ、時代は常に進化し続け、そして世代が入れ替わっていくからです。
今企業がするべき社会貢献は、自らのノウハウを注ぎ込み、他と協力しあって、これからの社会を支えていくサイクルを作り出すことなのです。